不動産担保融資と経済効果
不動産会社が扱う金額は非常に大きく、規模の大きな業界となっています。
しかも不動産業界は比較的参入が容易な分野なので、中小の不動産会社を入れると、日本でも1,2を争う業界の大きさになります。
2007年における全産業に占める不動産業界の割合は2.3%となっています。
これは自動車製造業や運輸業、娯楽業よりも小さい規模ですが、鉄鋼業や飲食業印刷業などよりも大きな市場規模を持っているといえます。
しかし、2007年8月にアメリカで起きたサブプライム問題によって、日本でも金融機関が不動産会社への融資を縮小させたため、倒産してしまう不動産会社が一気に増大しました。
さらには、不動産担保融資など金融業界も絡んできますので、不動産が生み出す経済効果は測りしれません。
不動産会社がいくつも倒産することで、日本でも有数のゼネコンが倒産するという事態さえ生じており、日本の不動産業界は大きな打撃を受けました。
この流れは2009年に入っても引き続いていて、デベロッパーでさえ経営破綻を起こすようになっています。
不動産業界の破たんは、何千億円という負債額を抱えての倒産や民事再生のため、日本経済に与える影響も大きく、日本の経済界も非常に打撃を受けました。
今後、まだまだ回復の見通しが立ってない状態なので、今後の世界的な情勢が気になるところです。
このように、不動産会社とは日本にとって影響が大きな産業で、なくてはならないものとなっています。
それは、金融業界も同様であり、もしも、不動産担保融資などがなくなれば資金を調達できる目処がなくなり倒産してしまう中小企業なども多くなるでしょう。
不動産担保融資の仕組みを知る事が一番です。不動産担保融資と利回り
投資用不動産
投資用不動産とは、投資を目的として用意された土地や建物などの不動産のことをいいます。
簡単に言うなら、投資用不動産の価値は、土地の場合は、需要や地盤、地価、広さなどによって評価が変わり、建物の場合には建物価格や築年数、間取り、設備などによって評価を決めることになります。
投資用不動産は、具体的には2種類が存在しています。
まずは、土地や建物などの不動産の価格が変動することを利用して利益を得るキャピタルゲインがあります。
不動産の価格が値上がりした際にそれらを売却して利益を得たりします。
ちなみに、不動産を売約して損失が発生してしまう場合のことは、キャピタルロスと呼びます。
もちろん、投資用不動産でも不動産担保融資を受けることができますし、価値が上がる見込みがある土地ならば所有しておいて損はないはずです。
少し響きが似ていますが、不動産担保融資と不動産投資とは似て非なるものであります。
不動産を購入した金額以上の金額で売却することで得られる利益が、キャピタルゲインです。
もう一方の不動産投資の方法は、インカムゲインと呼ばれるものです。
これは、手元にある不動産を手放さずに、安定的、継続的に収入が得られるようにしたもので、具体的には、購入した不動産を人に貸すことで賃料収入を得ることをいいます。
このキャピタルゲインとインカムゲインを合わせてトータルリターンと呼びますが、これらを上手に使って安定的かつ資産の増加を増やしていくことが、不動産投資の目的になります。
キャピタルゲインとインカムゲインはそれぞれかかる税率が異なるので、その辺も見越して運用していくことが大切です。